新型、200系ハイエースの燃費性能
ハイエースの燃費の燃費には、明らかになっている特徴があります。
結論から言うならば、ハイエースの燃費は乗車人数によって大きく違ってくるとうことです。
そもそもハイエースの燃費は、乗車人数が一人であればリッターおよそ10キロ前後であることがしばしばです。
そこに乗車人数が一人増えることによって、ハイエースの燃費は1.1倍程度悪くなります。
これについては、パワーウエイトレシオとの関連性が大きく関係しているのです。
成人男性の体重を60kgと仮定するならば、その重量だけハイエースで移動させるエネルギーが必要になります。つまり、成人男性が一人だけハイエースに乗車するだけでもハイエースの燃費が1.1倍ほど低下するというわけです。
仮に同乗者が2人や3人に増えていくことによって、ハイエースの燃費はさらに悪くなると言えます。
これは前述の過程の応用であって、同乗者が一人ずつ増えることによってその都度燃費性能に影響を及ぼすということと考えられるのです。
つまり、ハイエースの燃費性能を向上させたいのであれば、同乗者の人数を最小限に抑えることが最も効果的であると言えます。しかし、ハイエースは大人数が乗車できるので、燃費性能はバランスを見ながら考慮する必要があります。
200系ハイエースの燃費
200系ハイエースにはガソリン車とディーゼル車の設定が有ります。
ガソリン車もディーゼル車もこのクラスの車としては優秀な燃費性能です。
2700ccのガソリン車で街乗り7km〜9km、3000ccのディーゼル車で街乗り8km〜10km程度です。
一見、ハイエースの場合、ディーゼル車の方が得な感じますが、新車の価格差が大きく年間の走行距離では10年間乗ったとしてその差額が埋まらないこともあります。
ガソリンと軽油価格も最近ではそれほどなくなったことでディーゼル車の魅力が少なくなってきた半面、クリーンディーゼルなど環境に優しいエンジンやディーゼル特有の騒音も軽減されています。
また、荷物を多く積むような利用ならトルクが有るディーゼル車の方が向いていると言えます。
また、ハイエースには4WD車もあります。2WD車よりも4WD車の方が燃費は下がります。
車選びで重要な燃費性能ですが、メーカーが発表している燃費と実際に燃費は、イコールではなくメーカー発表の燃料消費率などから2割程度低めですね!
街乗りと長距離、高速道路などでも燃費性能は変わってきますので、利用方法や利用する地域でも燃費は変わると思います。
200系ハイエースの2700ccガソリン車がおよそ1リットル、8kmで3000ccディーゼル車が1リットル、10km程度です。4WD車は1割程度燃費が悪くなります。
200系ハイエースとNV350キャラバンの燃費
200系ハイエースとNV350キャラバンの燃費性能を比べてみました。
永遠のライバルである
ハイエース VS キャラバン
NV350キャラバンの方が後発ですので有利に思えましたが、結果は以下になりました。
車種 | エンジン | 燃費 |
---|---|---|
200系ハイエース 2WD | 2800ccディーゼル | 12,4km |
NV350キャラバン 2WD | 2500ccディーゼル | 12.2km |
200系ハイエース 4WD | 2800ccディーゼル | 12km |
NV350キャラバン 4WD | 2500ccディーゼル | 11.4km |
200系ハイエース 2WD | 2000ccガソリン | 10,2km |
NV350キャラバン 2WD | 2000ccガソリン | 10.0km |
200系ハイエース 2WD | 2500ccガソリン | 9,9km |
NV350キャラバン 2WD | 2500ccガソリン | 8.8km |
200系ハイエース 4WD | 2500ccガソリン | 9,3km |
NV350キャラバン 4WD | 2500ccガソリン | 8.0km |
後発のNV350キャラバンよりもマイナーチェンジでエンジンも新しくなっている200系ハイエースの方が数字上は優秀で燃費性能は若干良い結果になりました。
グレードや車重などでも燃費の数字は若干異なりますが、ほぼ以上の燃費性能だと言えます。